テレビとネット、スマホとPC、絶望と希望
テレビは基本的に、タレントがやっていることを一般人が外側から見るものだ。ネットは、一般人が直接的に参加できることが一つの特徴だろう。
現在、YouTubeとニコニコ動画の違いは、テレビとネットの違いであるように思う。ネット文化というサブカルチャーの中にもまた、テレビとネット(メインとサブ)がある。
かつてのYouTubeは、動画投稿サイトの代名詞でありつつ、単なる動画置き場であった。それが、ユーチューバーというタレントを生むシステムによって、新しいテレビになった。
テレビ。正確にいえば民放テレビだろうか。民放テレビは資本主義の世界である。全てはスポンサーに支配されている。
では、ネットはどうか。少なくともここはアフィブログではない。
僕は今、この文章をキーボードで入力している。デスクトップPCで。
スマートフォンの爆発的な普及に伴い、PCを持つ人が減ったそうだ。いまや、ネット体験の全てはAppleやGoogleに支配されている。そして、PCを持たずキーボードを打てない若者はAppleやGoogleに入社できない。ただ個人情報を搾取されるのみである。
いや、僕だってAppleやGoogleには入社できない。僕に限らず、大半のPCユーザーは無理だろう。
しかし、少なくとも「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」という文字列を瞬時に打ち込むことはできる。心のままに。