まどか☆マギカのキャラクターのゆらぎ

なんか思いついたのでメモ。思いつくのが1年以上遅い。


まどか ⇒ 魔法少女になる、ならないでゆらぐ。最終的には、ワルプルギスの夜の襲来を直接的なきっかけとして「なる」ことを選択。
さやか ⇒ 契約してよかった、するんじゃなかったでゆらぐ。最終的には、まどかの誘導で「よかった」という結論を出す(ただし泣きながら)。
ほむら ⇒ まどかに対してツンとデレの間でゆらぐ。最後にはまどかと全裸で抱き合う。
キュゥべえ ⇒ 本人はゆらがないが、視聴者目線では腹黒キャラと天然ボケキャラの間でゆらぐ。狡猾な宇宙人という設定であり、狡猾さは腹黒、宇宙人ぶりは天然ボケと解釈される。「魔法少女になってよ」は腹黒発言、「わけがわからないよ」は天然ボケ発言。最後には「まどかの願いを想定していなかった」という天然ボケをかます
マミさん ⇒ お姉さんと女の子の間でゆらぐ。3話、10話では未熟さを露呈。背伸びした中学生であり、中二病扱いもそれほど的外れではないと思う。
杏子 ⇒ 悪い子として登場するが、さやかとの接触以後、ゆらぐ。最終的にはいい子っぽい印象のキャラに。


総評

  • 中学生キャラクターのゆらぎは思春期の不安定さと解釈できる。思春期おいしい。キュゥべえの言う通り。
  • どのキャラクターも虚淵玄氏と蒼樹うめ氏の作風の間でゆらいでいると言えそう。
  • キャラクターのゆらぎはキャラクターへの言及の余地でもある。これは実況や作品語りや考察や二次創作の盛り上がりに寄与したと思われる。
  • ゆらぐキャラクターに一貫した人格を与えているのが声優の演技。