「鹿目まどかは社畜」説について
http://lunaticprophet.org/archives/13279
はてブで反論したのだけど、もう少し僕の考えを詳しく書いてみる。せっかく映画が公開中なので。
「社畜」というキーワードにちなんで、魔法少女としての活動を「時間内労働」、魔女としての活動を「サービス残業」と考えてみよう。すると、まどかの願いはこうなる。
これは一見、「他の子がサービス残業しなくてもいいように、そのぶん私が働く」とも読める。もしその通りなら、社畜だの自己犠牲だのと批判されても仕方がないだろう。しかしそれは誤解である。
私だって、もうサービス残業する必要なんて、ない!
まどかはサービス残業を引き受けたのではなく、「サービス残業不可」というルールを作ったのだ。命と引き換えに、ではあるが、この差は大きい。結果、インキュベーターの収益性は低下した。決して「キュゥべえの勝ち逃げ」という話ではない。