日本のネット文化史において重要だと僕が思う4つの崩壊

  1. Windows 95の登場で、ギークと非ギークの間の壁が崩壊した(パソコンがある程度カジュアルなものになった)
  2. 2ちゃんねるの登場で、ウェブのアンダーグラウンドとオーバーグラウンドの間の壁が崩壊した(それを象徴する出来事が西鉄バスジャック事件)*1
  3. YouTubeニコニコ動画の登場で、アニオタと非アニオタの間の壁が崩壊した(深夜アニメがある程度カジュアルなものになった)*2
  4. Twitterスマートフォンの登場で、パソコン文化圏とケータイ文化圏*3の間の壁が崩壊した(その結果として起こっている摩擦が「バカッター」であり「地獄インターネット」ではないかと思う)*4

僕がこれらを重要だと思うのは、単に僕自身がこれらの出来事(4以外)に大きな影響を受けたからかもしれない。僕はWindows 95からパソコンを使い始めた。2ちゃんねるネットウォッチャーの存在を知った。ニコニコ動画の影響でオタク的(コミケ的)なものに対する抵抗が小さくなった。そんなこんなで、気づけば「濃い側」(パソコン文化圏)にいる。

*1:電車男やまとめブログはこれをさらに進めたものである

*2:違法動画がカジュアルなものになったという点では、2をさらに進めたものである

*3:「ケータイ文化圏」で検索すると「ネット文化圏」という言葉が対立概念として出てくるが同じ

*4:Twitterの混沌についてはこちらの記事が興味深い http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20140110/258059/